肩が凝る、冷えがひどい、夜眠れない、関節が痛い、疲れやすい、汗がドッと出る、怒りっぽくなった、すぐにイライラする、動悸息切れがする、顔がほてる、頭痛、めまいがする・・・。
ちょっと前はこうじゃなかったのに、最近こんな風に感じることが多いのは、もしかしたら、これって更年期?
●女性のカラダは閉経前後の10年間で大きく変わります
医学的には、閉経前後の5年間、あわせて10年間が、いわゆる更年期です。
この期間に現れる、日常生活に支障をきたすような状態を更年期症状と呼びます。女性ホルモン「エストロゲン」の減少が誘因となると考えられていますが、加齢、性格、家庭や職場などの対人関係やストレスも関与していると言われます。
更年期の悩みには個人差が大きいため、解決策もさまざまのようです。
近年日本でも一般的になりつつある「ホルモン補充療法(HRT)」をはじめ、漢方薬や向精神薬、催眠鎮静薬、各種サプリメントなどの対処法があります。
●その中でも女医さんがよく使っていると言われるのは・・・
更年期対策の一つとして、サプリメントは手軽に試してみることができるものです。
たとえば、女性ホルモンと組成が近いといわれる大豆イソフラボン、その大豆イソフラボンが腸内細菌の力で変化したエクオールなどがありますが、クチコミによると、多くの女性医師が自分のために使っているといわれるのが「プラセンタ」なのだそうです。
プラセンタはもともと医薬品として利用されており、肝機能障害改善のためのものと更年期症状の改善のものの2種類が日本では医師の処方が必要な医薬品として発売されています。
いつ更年期に突入するのか、どんな状態になりやすいのか、それは人それぞれですから、もちろん運動や睡眠、栄養などの生活習慣も大いに関係していますので、自分に合った対策を見つける必要があります。
ただし、更年期特有な症状に見えても、実は重大な病気が潜んでいる場合もありますので、気になる症状があったら婦人科のお医者様に診ていただくようにしてくださいね。