プラセンタのいろいろな臨床効果<Part.1>

プラセンタのいろいろな臨床効果<Part.1>

1.弱った肝臓を丈夫にする

肝臓は臓器の中でも、もっとも重要なものの一つ。栄養素の代謝をはじめ、毒物の分解、胆汁(脂肪の消化を助ける液)の生成など、とても大切な働きをしています。
肝臓の働きは人体機能の根本といっても過言ではありません。

ところが、肝臓は別名「沈黙の臓器」といわれるように、悪くなってもなかなか症状があらわれません。そのために気がついたときには重篤な肝臓病になっていたということもあります。

ちなみに肝臓が弱くなると…

・全身がだるい、疲れやすい
・顔色が悪い
・階段の昇り降りがきつい
・食欲がない、胃がもたれる
・便通がよくない
・排尿が悪い

といった症状があらわれることが多いとされます。いずれも日常生活の中でよくある症状ではありますが、上記のような体調がいつもより気になったら、肝臓を休めることを考えた方がいいかもしれません。

肝臓を日ごろからいたわるには、安静と食事療法が基本ですが、プラセンタを利用すると一層効果が上がります。

プラセンタが肝臓にいいのは、プラセンタに含まれる豊富な成分が、弱った肝臓の働きを助け、機能を高めるためです。

なかでも重要な栄養素は、プラセンタに含まれる良質の「タンパク質」!

肝臓や腎臓は汚れた血液をきれいにする器官ですが、タンパク質が十分に補給されてこそ、血液の浄化装置も正常に働きます。プラセンタには良質のアミノ酸がたくさん含まれているのです。
古来よりプラセンタに血行促進作用があることが知られていたのは、こうした性質によるものです。

また、プラセンタの免疫力強化作用が免疫細胞を活性化させ、ウイルスへの抵抗力を強め、回復を早めるとされています。

2.疲労回復に効果てきめん!

体がだるくて、やる気が起こらない。そんな症状は誰にでもありますよね。
疲れは、仕事や激しい運動などによって血液中に乳酸などの老廃物がたまり、筋肉の動きがにぶったりして体全体が倦怠感に包まれることをいいます。
特に現代は、食事の偏りや睡眠不足、ストレス、運動不足などといった疲労を促進する原因もいっぱいです。

また疲労の蓄積は心もうつ状態にしがちで、これがさらに疲労を悪化させる一因にもなります。

疲労を速やかに回復させるには、新陳代謝を活発にし、蓄積した老廃物をできるだけ早く体外に排出させなければなりません。
新陳代謝の活発な若いうちは疲労も速やかに消えてしまいますが、年をとってくると少しくらい体を休めてもなかなか疲れが抜けなくなってきますよね。

そこで、体力が衰えてきた時こそ、体の新陳代謝が促進するよう手助けが必要になるのです。

■プラセンタで体に十分な栄養や酸素を送り込む

プラセンタは疲労回復、体力増強にとても大きな効果を発揮します。
先ほども述べたように、プラセンタは微小な血管の血液循環を良くすることで、血行を改善する働きがあります。

血管は体に必要な養分や酸素を吸収し、有害な老廃物を排出する役割を持っていますから、血管が丈夫になり、活発に老廃物を排出するようになれば、それだけ疲労も蓄積しにくくなるわけです。

ともあれ、疲れは誰にでも起こる現象です。
疲れた時は休息や食事を十分に取り、お風呂に入ってぐっすり熟睡すると翌日には心身ともにスッキリして回復します。

でも、疲れを翌日に持ち越すと、眠い、だるい、体が重いなどの不快な症状とともに、集中力や注意力が散漫になり、仕事や日常生活でもうっかりミスが頻発しがちに…。

こんな状態を慢性疲労と言いますが、慢性疲労の回復にはエネルギーの補給と、体調を整えるビタミンB群、ビタミンCなどのビタミン類をたっぷり含んだ食物を食べ、体を暖かくして、睡眠を受分に撮るのがポイント!
その上でプラセンタを試してみると、一層効果が上がるでしょう。

3.自律神経の働きを整える

人間の体の神経のうち、自分の位置とは無関係に絶えず働いている神経を自律神経と言います。自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、多くの場合互いに拮抗的に動いています。

例えば、交感神経が興奮すると振動の拍動は速くなり、血圧は上昇します。逆に副交感神経が興奮すると拍動は遅くなり、血圧は下がるという具合です。

2つの神経が互いに反対の作用をしてバランスが保たれていますが、どちらか一方が強すぎたり、また一方の機能が低下したりすると調節が崩れてアンバランスの状態になります。
それが「自律神経失調症」です。

具体的な症状としては、倦怠感、疲労感、冷え性、不眠、頭痛、耳鳴り、めまい、のぼせ、発汗、冷や汗、肩こり、腰痛、関節痛、食欲不振、下痢、便秘、呼吸困難、せき、不整脈、血圧上昇、息切れなどさまざま。実に幅広い症状です。

しかも、この症状は圧倒的に女性に多く見られます。

その理由として考えられるのは、女性は思春期から更年期までそのときどきに応じて大きくホルモンが変動し、自律神経がその影響を受けて動揺するからといわれています。

■プラセンタがホルモン分泌などを正常化

プラセンタは自律神経を調整して、体が本来持っているリズムを回復してくれる働きがあります。

プラセンタがどのように自律神経を調節するのか、そのメカニズムはまだはっきりと解明されていませんが、全体的に体力がついたり、体調が整うことでも影響があると考えられますし、血行促進やホルモン分泌を整えることなどによって、自律神経が調整されていくものと考えられています。

例えば、自律神経を司る視床下部は、脳下垂体に刺激を伝達し、ホルモンの分泌を増減させたりする働きをしますが、精神的な悩みが強かったりすると、大脳皮質から視床下部に悩みの信号が送られ、ホルモンが正常に分泌されなくなります。
自律神経も影響を受け、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、体に変調があらわれてしまうのです。

プラセンタはこうしたホルモン分泌の異常などを正常化して、自律神経に良い影響を与えるのではと考えられています。

参考資料:森下幹人著『神秘のパワー!プラセンタ』(ハート出版)

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