●ダイエットに肌ダメージのリスクあり?
10日間で5kg痩せた、1ヵ月で10kg体重を落とした・・・。
そんな“夢のような”結果が手に入るなら、無理をしてでもやってみたい!
その気持ちわかりますよね。
でも、良いことばかりないのが世の中の常。
痩せたけど、肌はボロボロ、皮たるみ状態に!
ということも結構あるんです。
●皮膚は「一番大きな臓器」とも言われます
人体最大の臓器、それは皮膚(肌)。体全体の肌の面積は畳一畳分ぐらい、重さは体重の16%程度になります。
大事な肉体を外界から守り、体温調節、水分の蒸発を防ぐ役割を担っています。
極端なカロリー制限や炭水化物抜きダイエットで、短期間に体重を減らすことに成功しても、減って欲しい脂肪だけが落ちる・・・といいのですが、筋肉も減ってしまう、つまり体の組織が栄養不足で細ってしまうことがあります。
そうなると、体を包んでいる皮膚にも栄養が行き届かず、ターンオーバー(肌の新陳代謝)が乱れたり、シワが増えたり、クマができたり、まるで病人みたいになることも。
●体が健康でなければ、肌は美しくなれません
ダイエットに成功しても「肌痩せ」状態になってしまっては大変!美しくなりたいという願いを叶えることにはなりません。
「肌も臓器、体の一部」ですから、体全体が健康でなければ、肌はキレイになりません。極端なダイエットが肌の不調を招き、そんな生活が長く続くと肌の老化は一気に進みます。
それを取り戻すのは大変!体重は落としても、重要な栄養素は十分に摂取できていないと美肌は手に入れられません。
体重何キロ減、ウエスト何センチ減、でも肌はガサガサ、シワシワにならないように、ダイエットは時間をかけて、体に必要な栄養は十分とるようにしましょう。
そのために、サプリメントなどで栄養を補うのは賢いやり方。自分に合ったサプリメントが見つかって、取り入れられたらいいですね。
●ダイエットに近道なし!カサカサ、皮たるみを防ぐダイエット
■GI値を意識して食べるものを選ぶ
下のGI値の例を参考に、GI値の高い食品を控えるようにしましょう。甘いものと炭水化物が特に注意です。炭水化物を摂るときは、精白米よりは玄米、普通の白いパンよりは胚芽パンなどの方がおすすめです。
引用元:GI-LABO(https://gi-labo.com)
■小分けにして食べる
ドカ食いは太る、というのは本当で、同じ量のものを食べるなら小分けにして食べた方が太りません。暴飲暴食のように一度にたくさん飲み食いすることは、血糖値を著しくあげ、さらに甘いものを摂ると急上昇します。よって、お酒を飲んだ後のご飯もの、ラーメンなどがまさに命取りになります。腹八分目が基本です。
■ひと口目に注意
食事の時のひと口目を意識してみましょう。まずは繊維質のものを少し食べると、食べたものの吸収がゆっくりになるので、血糖値の上昇が抑えられ、太りにくくなります。階層や根菜などをひと口目にするとよいのです。
また、空きっ腹にいきなりビールを飲むと血糖値が上昇し、食欲も増進します。はじめのビールがおいしいという人が多いのですが、できればお茶か水をひと口!
■間食の工夫
仕事中など、どうしても間食がやめられない人は、食べるものを工夫。簡単にパクパク食べられるもの、スナック菓子のようにあとを引いてやめられなくなるものは避けましょう。例えばドライフルーツなどの固くて食べるのに時間がかかるものを少量食べるのもいいですね。
ただし、空腹感にある程度耐えないと、脂肪は減らないかも…。