痩せる体に変身するポイントは「筋肉」

痩せる体に変身するポイントは「筋肉」

●体がいつも冷えている人は太りやすい体質になりがち!

いつも手足やおなか、お尻が冷たいという人は、太ってしまう原因は“食べ過ぎ”ではなく「冷え」の
方にあるかもしれません。

ダイエットというと、食事制限や運動が大きな手段として思い浮かびます。
確かに、正しい方法で続けられれば、どちらも体重を落とす効果はありますが、運動ギライだったり、なかなか続けられない人も多いですよね。
極端なダイエットを続けることで、体調を崩してしまう心配もあります。
健康的にやせなければ、ダイエットの意味はありません。

私たちの健康は、体温や血圧、呼吸や血流をコントロールしている「自律神経」と、内臓に酸素や
栄養素を運ぶ「血液循環」、病気から体を守る「免疫力」の3つがしっかり働いて、影響しあいながら維持されています。

体が冷えていると、これらの働きが低下するため、太りやすい体質がつくられてしまうと考えられて
います。

●じゃあどうすれば美しく痩せられる?

健康的に美しくやせるには、筋肉量を増やし、体脂肪を減らすことが大切です。
そんなことは知っているけど、難しい。
そうですよね。
ポイントは、「体を温める」ことにあります。
太っている人を筆頭に、現代人の多くはストレスや睡眠不足などの生活習慣によって、体がかなり
冷えていることにあまり気づいていません。

特に脂肪は、冷えから体を守る断熱材の役割を担っていますから、体が冷えるほど代謝力は低下して、脂肪がつきやすくなるのだそうです。だからこそ、逆に体を温めれば脂肪が減り、やせやすい体質に
なるのだそうです。

私たちの健康は、体温や血圧、呼吸や血流をコントロールしている「自律神経」と、内臓に酸素や
栄養素を運ぶ「血液循環」、病気から体を守る「免疫 」の3つがしっかり働いて、 影響しあいながら
維持されています。
体が冷えることでこれらの働きが低下するのは、太りやすいことはもちろん、美容にも大敵!

●「大きな筋肉」を温める!

体が冷えた状態でダイエットに取り組んでも、体重や体脂肪は思うように減っていきません。
なぜなら、冷えていると熱不足に陥るため、体脂肪をうまくエネルギーに変えられないからです。

つまり、まずは冷えを改善することが、健康的なダイエットの成功につながるということになります。

そこで活用したいのが、「湯たんぽ」です。なければちょっと弱いのですが大きめのカイロでも可。
余分な体力を使わずに座ったままで体を温めていくことができるのですから、こんなにいいことは
ありません。
実際に体が温まってくれば代謝力も高まり、徐々に不要な脂肪も燃焼していくので、
過食をしなければ、体は勝手にどんどんやせていく、、、はずです。

こうした体をつくるためには、最も冷えやすく、かつ外からの熱を吸収しやすい「大きな筋肉」を温めることが必要です。
それは「おなか」「太ももの前面」「腰 ~おしり」「二の腕」の4カ所。

順番に温めていくことで、全身の血流が改善し、内臓の温度の上昇とともに深部体温も上がり、
脂肪が燃焼しやすい体になっていきます。
ここで大切なのが、「汗をかかないように温める」こと。汗は皮膚表面の熱を奪い、せっかく温まった体を冷やしてしまいます。
ですから、1カ所を温めて「あと5分もしたら汗をかきそう」と感じたら、次の 場所に湯たんぽを移動させましょう。
こうして冷えが改善されたら、筋肉をつけるために運動を取り入れるのが効果的です。

●体の4カ所の温め方!

1.おなかを温める
お湯の温度は気候に合わせて調整を。「汗をかかない程度」の熱さが適温。まずはイスに腰かけて、湯たんぽを両手で抱えておなかを温めます。おなかと一緒 に手も温めると効果的。

2.太ももの前面を温める
湯たんぽを太ももの上に乗せて、ときどき位置を前後にずらしながら、ひざ上か ら足のつけ根までの太もも前面をくまなく温めましょう。

3.腰〜おしりを温める
湯たんぽをイスの背もたれに立てかけ、腰からおしりを温めていきます。

4.二の腕を温める
温める部位は力こぶと反対側にある筋肉。湯たんぽを机の上に置いて、ほおづえをついて左右の二の腕を乗せて温めます。

●さらに効果を高めるには

・入浴前にも4カ所を温める
お湯の温度と体温の差が大きいと、湯船に浸かっても内臓の温度が上がる前にのぼせてしまったり、入浴後に体が冷えやすくなります。湯船のお湯を湯たんぽに入れ、4カ所の筋肉を1分間ずつ温めてから入浴を。また、お風呂を出る前に水またはぬるま湯のシャワーを浴び、皮膚表面の温度を下げておきましょう。

・大きな筋肉を動かす運動を取り入れる
体全体が温まって活力が出てきたら、適度な運動を日課に取り入れてみましょう。効率よく筋肉をつけて、体を引き締めるには、やはり4つの大きな筋肉を 動かす運動が効果的です。1回20分以上、週3回程度歩く習慣をつけるのが理想的。

●「冷え」にはプラセンタの利用も効果的

冷えは血管が引き起こす問題です。自律神経が乱れて興奮を煽る交感神経が活発になると、血管が縮んで血流が悪くなり、体が冷えてしまいます。
そんな時、プラセンタは穏やかな性格の副交感神経にエールを送ってくれます。副交感神経は血管を広げ血流を良くするので、冷えが和らぎ、温かく落ち着いた気分にしてくれるというわけです。
更年期症状は、楽観的な女性の方が穏やかに乗り切れるというのもそういった理由から。
痩せることとはイコールになりませんが、ストレスや疲れの緩和から、ひいては体の温めまで、大きな目で女性の健康のためにプラセンタを取り入れるのもいいかもしれません。

<おすすめ湯たんぽ!>
使いやすい湯たんぽをみつけて温め習慣をつけましょう。



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