細胞レベルで作用する期待の成分
一度プラセンタを使った女性は、「やっと理想のものにたどり着いた」と感じるようです。
世の中にあふれる様々な化粧品。美に貪欲な“美容マニア”の女性がプラセンタを大絶賛するのにはワケがあります。
プラセンタの有用成分として、各種アミノ酸、セラミド、ビタミン類、ミネラル類、さらにEGF(上皮細胞増殖因子)、 FGF(線維芽細胞増殖因子)などをご紹介しましたが、実は重要な働きをする成分が、プラセンタにはまだまだ含まれています。たとえば、活性酸素消去酵素(SOD)、そしてSA(スーパーアクティブ)アミノ酸です。
老化の原因のひとつ“活性酸素”を消去する酵素も含有
食物を分解・消化し、栄養素を吸収しやすくする消化酵素。そして、吸収された栄養素を体中の各細胞に送り届け、さらに排泄を助ける代謝酵素。体にとって重要な働きをする、この2つの酵素のほか、プラセンタには “活性酸素消去酵素”SOD(Superoxide dismutase スーパーオキシドディスムターゼ)が含まれています。
SODは、活性酵素を消去する働きがあります。
活性酸素とは“酸化させる力が非常に強い酸素”で、老化の原因のひとつと言われています。殺菌力が強く、体内に入ってきた細菌やウイルスを攻撃してくれますが、一方で正常な細胞や遺伝子をも攻撃してしまいます。
その活性酸素を消去する働きがある酵素がSODを、プラセンタは含んでいます。
“活性酸素”は肌トラブルも引き起こす
そして、SODと同じく活性酸素を除去する作用がある“SAアミノ酸”(スーパーアクティブアミノ酸)も、プラセンタには含まれていることがわかっています。
活性酸素は、皮脂膜を酸化させてしまい、細胞にダメージを与える過酸化脂質もつくりだします。
SAアミノ酸は、過酸化脂質をつくりだす活性酸素を除去するだけでなく、コラーゲンの生成を促進し、保湿の機能も期待されています。
コラーゲンが増えると、肌には弾力とハリが出てきます。その結果、たるみや深いシワが目立たなくなり、若々しい表情を取り戻すことができるのです。
また、加齢で乾燥しがちな肌にとって、保湿機能により潤いが保たれ、みずみずしい肌を長時間維持することが可能になります。
その他にも、見逃せないのが、美肌に必要なたんぱく質をつくるアミノ酸、肌トラブルを防ぐ生理活性成分であるビタミンB2やB6、ナイアシンなどのビタミン類、不足すると肌機能に影響があるカルシウムやナトリウム、カリウム、リン、マグネシウム、亜鉛、鉄などのミネラル類が多様に含まれています。
これだけ貴重な成分が含まれているものが、プラセンタのほかにあるでしょうか?
プラセンタは「生命の源」、神秘の成分ともいえます。
さらに研究が進んでプラセンタの秘密があきらかになるといいですね。