リラックスにも、感染症予防にも！鍵はテアフラビン！

感染拡大にともなう日常生活の変化が大きく、落ち着かない毎日が続いていますね。
そんな中で、今必要なことは

心にゆとりを持つこと
ちょっとやそっとのウィルスに負けない免疫力をつけること

ベルファムはその二つのアプローチで、これからも皆さまのお役に立てる情報をお伝えしますね。

さて、テアフラビン。
今日は「紅茶」のお話をお届けします。

1. 皆さま、紅茶はお好きですか？
2. インフルエンザに効果があるテアフラビン
3. おいしい紅茶の淹れ方
4. リラックスタイムにちょっといい紅茶、試してみませんか？

皆さま、紅茶はお好きですか？

私は紅茶のおいしさを知りませんでした。
イギリスとスリランカに旅するまでは…。

イギリスは言わずと知れた東インド会社を設立してアジアから紅茶を輸入し、一大紅茶文化を築き上げた国です。
そしてスリランカはイギリスを始めとした諸国へ紅茶を生産している国です。

イギリスのホテルの朝食で出される何でもない普通の紅茶のおいしいこと。
スリランカの小さな屋台で安い屑のような葉っぱからやかんで淹れられる紅茶の芳醇な香り。

日本ではコーヒー党の私が、この二か国では紅茶ばかり飲んでいました。

インフルエンザに効果があるテアフラビン

さて、その紅茶にはテアフラビンという赤い成分のポリフェノールが含まれています。
抗菌・抗ウイルス作用があり、紅茶をよく飲む人はインフルエンザにかかりにくいというデータがあります。

また、紅茶でうがいや目薬という使い方もあります。
喉がイガイガする時に、熱湯で紅茶を淹れ、水で薄めて温度を下げ、喉でガラガラうがいをするとウイルスや菌の繁殖を抑えます。
風邪の予防やインフルエンザに効果が高いので今の時期は特に取り入れたい習慣です。

ただ雑菌が繁殖しやすく、うがい用の紅茶の作り置きはできないので飲んだばかりの紅茶を利用しましょう。
出がらしで大丈夫ですよ。
ペットボトルの紅茶よりも茶葉やティーバッグをお勧めします。

また西洋では出がらしの紅茶のティーバッグを「ものもらい」の時に目の上に置いてパックとして使ったり、涙目や目やにが多い時にティーバッグを絞って点眼したりします。
民間療法だと思うので、さすがにこちらはまだ試したことはありませんが、ネットで検索するといくつか事例が出てきます。
くれぐれもやけどには注意です。

おいしい紅茶の淹れ方

まず、ペットボトルのミネラルウォーターはＮＧです。
水道水でもいいのですが、汲みたての空気（酸素）を混ぜたばかりの水を使用します。
汲み置きした水も駄目、新鮮な酸素が混ざった水がポイントです。

次にその水を沸騰させます。
鉄分が入ると化学変化で味が変わってしまうので、鉄以外のやかんやポットで100℃に沸騰させます。

まずお茶を淹れるポットにお湯をかけてあたため、茶葉にお湯を勢いよく注ぎます。
そうすることによって茶葉が動き、おいしいお茶になります。

茶葉を2~3分蒸らす間にカップも温め、ポットからカップに注ぐときも少し高い位置からカップに注ぎます。
（こぼさないように気をつけてくださいね）

スリランカの屋台ではおっちゃんがやかんをカップからかなり高い位置へ構えて勢いよくチャイを注いでくれました。
空気を混ぜるということが紅茶をおいしく淹れるうえでとても大切なのだそうです。

ミルクティーを作る時は、鍋に茶葉を入れて火にかけ、その後鍋に直接ミルクをいれて一緒に弱火で2分で出来上がりです。
ここにシナモンパウダーやはちみつなどを混ぜるといわゆるチャイですね。とてもおいしいです。

ホテルなどで高級なアフタヌーンティーを愉しむのも一興ですが、お家で飲む紅茶も、淹れ方次第でとてもリラックスできます。
特に紅茶の香りは副交感神経を優位にさせ、鎮静効果、抑うつ気分、不安・疲労を低減させる効果があります。
紅茶の香りの香水は、すれ違った人を思わず振り向かせてしまう気品のある香りですよね。

その他にも紅茶は血糖値上昇を抑えるなど脂肪を吸収しにくい効果もあるので、リラックスだけではなく美容にもいいのです。